1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 特定非営利活動法人AMDA

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ネパール・インド洪水緊急医療支援活動 2

公開日:2008年09月10日
 

インドでも支援活動開始

 8月18日ネパール連邦民主共和国南東部で大雨によりコシ河が氾濫し、洪水が発生した。米国国際開発庁(USAID)によると、ネパールで5万人、インドのビハール州で210万人が被災した。

1.ネパール・スンサリ郡での緊急医療支援活動
 スンサリ郡では4村落以上が浸水し、同郡イナルワ市では2万1,300人が避難所で生活している。AMDAネパール支部は、8月21日より同市に、150Km離れたジャパ郡にあるAMDA病院から緊急医療チームを派遣している。同チームは、3,500人が生活する避難キャンプで仮設診療所を開設し、8月21〜9月1日で1,084人の患者を診療している。主な症例は、けがの他、関節・脚の痛み、アレルギー性咽頭炎、気管支炎、肺炎、下痢。最近は、感冒が増えている。
 8月30日、同支部がスンサリ郡公衆衛生局の会合に出席した際、依然、洪水被害が拡大していることから救援活動の継続要請があり、現在も活動を継続している。

<派遣者>
計30人:医師6、看護師1、医療事務員15、調整員他8(AMDAネパール支部、AMDA病院)


2.インド・ビハール州での緊急医療支援活動
 AMDAは、インド・ビハール州にAMDA多国籍医師団を派遣することを決定した。
 AMDAインド支部の医療チームが、9月8日夜、ビハール州の州都であるパトナに到着。9日、現地災害対策部と協議した。被害が甚大なネパール国境に近いアラリア郡(パトナから車で約7時間)で、緊急医療支援活動を行う。

<派遣者>
 計7人:医師2、研修医・医学部生3、看護師1、薬剤師1(AMDAインド支部)
   *今後、AMDA本部調整員とAMDAネパール支部医師が合流する予定。
     AMDAバングラデシュ支部からも医師の派遣を検討している。

<本部からインドへの派遣者>
藤本明子(ふじもと あきこ)   調整員   岡山市在住
9月12日10:00成田発  TG643    バンコク・デリー経由
   13日12:15(日本時間 15:45) インド・バグドグラ空港着
   *夕刻、アラリア郡に到着予定


<<皆様からの募金を受け付けております>>
郵便振替:口座番号01250-2-40709  口座名「AMDA」
*通信欄に「ネパール・洪水」とご記入下さい。

 

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